「SDガンダムフォース」は3DCGによるテレビアニメシリーズ。
SDガンダムは、主に漫画、プラモデル、ゲームなどの世界で人気で、
OVAや映画などで、アニメ化された作品もあるが、
テレビアニメになった作品は珍しい。
「SDガンダムフォース」は2003年にアメリカで先行放送され、
日本では2004年1月7日から12月29日まで
テレビ東京系列、BSジャパンなどで放送されたテレビアニメ。
「SDガンダムフォース」は、
テレビアニメガンダムシリーズの10作目にして作られた。
日本のテレビアニメシリーズでは、
初のフル3DCGアニメーションである。
バンダイがアメリカにおいてSDガンダムの
商品展開するために制作されたため、
アメリカで先行放映されたが、
アメリカでは26話で終わっている。
日本では52話まで放送され、ガンダムシリーズでは最長となった。
「SDガンダムフォース」では、
3DCGを使うことで、制作時間、コストを大幅に削減できた。
本作ではモーションキャプチャーが使われているが、
これはキャラクターには有利だが、
キャラクター以外では困難を極める。
またCGによって動かすため、
デザイン通りでは上手く動かせなかった場合がある。
背中から剣を取り出すと、剣が頭に当たるなど、
デザインの調整が行われた。
困難を極めながらも、CG制作の経験を積むに従い、
キャラの動きも細かくなり、
1人1人の細かいアクションを描け、制作のスピードも上がり、
2002年に始まった制作が、放送前には完成していた。
そのため1話と26話では、大きな差となっている。
「SDガンダムフォース」では、謎が残ったまま、
放送は終了している。
これは続編を作るためのものだった。
DVD-BOX特典『ザコザコアワーSpecial Edition』で
構想の一部が映像化されている。
「SDガンダムフォース」は、
アニメ雑誌でもあまり取り上げられることがなかったため、
平均視聴率が2.1%と、ガンダムシリーズでは最低を記録した。
アメリカでも同様に人気はふるわなかった。
そして2008年9月、ようやくDVD-BOXの発売となった。
と言うことで「SDガンダムフォース」は、いろいろ記録を残している。
テレビアニメシリーズでは、
初の3DCGで、
52話で、最長、
視聴率では、最低を記録した。
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